会社概要

ABOUT

会社概要

経営理念

CORPORATE
PHILOSOPHY

湘南乃えん株式会社は、利用者様の信頼をあらゆる活動の原点におき、企業価値を永続的に高めていきます。

経営理念「真の幸福を探求し、みらいの福祉を創造する」

真の幸福

人が思いや願いを自由に選択でき、生きること

人には、個性があり、その人らしい暮らしが保たれていること

人と人とがふれあうことで人間を意識し、存在していること

みらいの福祉

柔軟に発想し行動する

基本基調

生活上何らかの問題あるいはニーズを抱えている個人に対して、その問題の解消・軽減や、ニーズ充足を図る上で、小集団における相互作用の力を活用し、社会福祉発展を担う企業。

基本基調

5つの「えん」

EN

私たちが大切にする「えん」への思い(由来)

円

たすけすくうこと

できることをあきらめず、あなたの笑顔を応援したいという思い

援

であい

人の想いと人の出会いを紡ぎ、つなげたいという思い

宴

その

地域の中で最期まで生活できることを目指したいという思い

園

たのしむ

個々の生活習慣を大切にした季節感のある暮らしを楽しみたいという思い

縁

まるい

豊かな人間関係を築き、支え合う暮らしを続けたいという思い

沿革

COMPANY
TIMELINE

  • 2002年9月

    特定非営利活動法人グループホーム研究所 設立

  • 2003年12月

    グループホーム えん・デイサービス えん 開設

  • 2007年8月

    ケアプラン えん 開設

  • 2010年7月

    特定非営利活動法人グループホーム研究所 解散

  • 2009年8月

    株式会社グループホーム研究所 設立

  • 2009年12月

    グループホーム えん・デイサービス えん・ケアプラン えん 開設

  • 2004年7月

    株式会社SHONANCARE 設立

  • 2005年6月

    湘南グループホーム えん 開設

  • 2006年10月

    湘南ケアホーム えん 開設

  • 2010年7月

    湘南ケアプラン えん 開設

  • 2012年4月

    鎌倉ライフホーム えん・鎌倉ケアホーム えん 開設

  • 2012年11月

    株式会社鎌倉乃えん 名称変更

  • 2013年3月

    株式会社鎌倉乃えん 会社分割

  • 2013年3月

    株式会社湘南乃えん 設立

  • 2013年3月

    湘南グループホーム えん・湘南ケアホーム えん・湘南ケアプラン えん 開設

  • 2007年10月

    湘南乃えんグループ株式会社 設立

  • 2013年3月

    湘南えんホールディングス株式会社 法人名変更

  • 2004年6月

    有限会社ヒューマンケアシステム 設立

  • 2004年11月

    デイサービス悠悠苑 小田原事業所 開設

  • 2005年2月

    グループホーム悠悠苑 小田原事業所 開設

  • 2006年1月

    居宅介護支援事務所 悠悠苑 開設

  • 2007年6月

    ケアホーム悠悠苑 小田原事業所 開設

  • 2007年12月

    西湘グループホーム えん・西湘デイサービス えん・西湘ケアプラン えん・
    西湘ケアホーム えん 事業所 名称変更

  • 2010年8月

    湘央グループホーム えん・湘央ケアホーム えん 開設

  • 2014年7月

    株式会社西湘乃えん 法人名称変更

  • 2014年10月

    株式会社西湘乃えん 会社分割

  • 2014年10月

    株式会社湘央乃えん 設立

  • 2014年10月

    湘央グループホーム えん・湘央ケアホーム えん 開設

  • 2017年10月

    株式会社湘南乃えんホールディングス株式会社 合併

  • 2017年10月

    湘南乃えん株式会社 名称変更

  • 2018年12月

    天王町グループホーム えん・天王町ケアホーム えん 開設

  • 2018年12月

    湘南ケアプランえん・ケアプランえん 統合

  • 2019年2月

    湘南ケアツール えん 開設

会社情報

CORPORATE

湘南乃えん株式会社の業務内容

湘南乃えん株式会社は、経営戦略・計画立案、資本政策、連結決算を担うとともに、コンプライアンス・内部監査・リスク管理等の基本方針を策定し、各事業子会社の経営管理を行っています。また、中小企業であっても国家の保障制度である介護サービスを基盤事業とする性質を捉え、広報およびCSR推進機能を備えます。 これにより、企業価値の最大化に向けて、中長期的なグループ戦略の立案と収益性・成長性の高い分野への戦略的な経営を行い、事業の変革と事業子会社間のシナジー効果を追求します。

湘南乃えん株式会社の業務内容

会社概要

事業
湘南乃えん株式会社
(英文名称:En of Shonan, Inc.)
設立日
2007年10月18日
所在地
〒251-0024 神奈川県藤沢市鵠沼橘一丁目1番2号F.I.C鵠沼ビル4階
TEL
0466-21-8013
FAX
0466-25-1033
資本金
1,200万円
従業員数
221名(2023年10月現在)
事業内容
認知症対応型共同生活介護
小規模多機能型居宅介護
通所介護
地域密着型通所介護
特定施設入居者生活介護(介護付有料老人ホーム)
居宅介護支援事業
福祉用具貸与
福祉用具販売

事業領域

湘南乃えん株式会社 地域密着型介護事業

湘南乃えん株式会社の情報開示基本方針

湘南乃えん株式会社は情報開示にあたり、「企業の社会的責任(Corporate Social Responsibility:CSR)」の観点及び介護サービスたる観点から、事業の透明性や公平性の向上に資する情報をご提供することに努めます。

・福祉医療機構(WAM NET) 介護事業者情報 http://www.wam.go.jp
・介護情報サービスかながわ
 ①介護情報検索
 ②介護サービス情報の公表
 ③地域密着型サービスの評価
・当ホームページによる決算公表

財務状況の開示

当社についての理解をより一層深めていただくことを目的として、財務状況につきまして、来年度より、正確かつ公平に開示して参ります。なおホームページへの掲載については、システム上の問題や掲載準備等の理由により、情報開示の時期が遅れることがありますこと、予めご了承ください。

行動憲章

CSR

湘南乃えん株式会社では、CSRを実践するための行動指針として、「湘南乃えん株式会社行動憲章」を定めています。

湘南乃えん株式会社行動憲章

わたしたち湘南乃えん株式会社は、介護サービス事業の公共性を原点として、
・社会の不安とリスクに対して、最善の解決策を提供することを使命とし、
・公平、公正で倫理的に正しい行動を最優先し、
・常に十分なコミュニケーションを心がけて、広く情報の開示を行い、

社会の誰からも信頼され、全ての職員が誇りに思える会社を目指します。わたしたち湘南乃えん株式会社は、企業の社会的責任として、次の四つの責任を果たします。

利用者さまへの責任

「利用者さまの満足」を活動の原点におき、ケアプランサービスを提供します。

  1. 一人ひとりが会社の代表であると自覚を持ち、利用者さまに感謝の念をもって接します。公平かつ透明なサービスを行い、介護を必要とされるすべての方に公平に接します。
  2. 利用者さまニーズの正しい把握と最適なサービスの提供に努めます。利用契約の内容や重要事項について、正確で分かりやすい説明を行います。
  3. 事故が発生したときは、被害者を含む全ての関係者への配慮を忘れることなく、適正、迅速かつ丁寧な損害サポートを行います。
  4. 業務上入手した利用者さま情報は、厳重管理し、許された目的、用途以外には使用しません。
  5. 万一、利用者さまにご迷惑がかかる事態が発生したときは、真摯かつ迅速に対応して早期解決を図ると共に、そこから得られた経験を再発防止に活用します。

職員への責任

会社を支える職員が、働きやすく、やりがいを感じられる職場を実現します。

  1. 職員の人権、個性、チャレンジ精神を尊重し、公平、公正な人事を行います。職員の能力開発を重視し、自己実現の機会を提供します。
  2. 自由に意見が言える風通しの良い職場、安全、清潔で業務上災害のない職場を提供します。職員と家族のゆとりある生活の実現に向けて取り組みます。
  3. 差別、セクシュアルハラスメント、パワーハラスメントの発生防止に努めます。万一、問題が発生したときは、迅速に調査し、被害者の救済と再発防止に向けた措置を講じます。

地域社会への責任

地域社会との良好な関係を築き、その一員として相互発展を目指します。

  1. それぞれの地域の文化、慣習、歴史を尊重します。相互理解の促進によって友好関係を築き、各地域の発展に貢献します。
  2. 各種ボランティア活動やその他の社会貢献活動を積極的に推進します。
  3. 学術研究、教育、文化芸術、スポーツ振興等の活動を継続的に支援します。

環境への責任

未来に向けて、地球環境の保全と改善に取り組みます。

  1. 地球環境問題に寄与する設備・サービスの開発・提供に努めます。
  2. 省エネルギー・省資源、廃棄物削減・リサイクル活動を推進し、事業活動に伴う環境負荷の軽減に努めます。
  3. 湘南乃えん株式会社環境方針に沿って、継続的な取り組みを推進します。

わたしたちの行動

わたしたちは、湘南乃えん株式会社の一員として、次のとおり行動します。

行動の基本

  1. 永続的な発展のためには、公平、公正な事業運営が不可欠であることを認識し、あらゆる局面において、倫理的に正しい行為を優先します。
  2. 人種、国籍、性別、年齢、職業、地位、信条、障害の有無等による差別は行いません。
  3. 情報開示を大切にして、前記四つの責任を果たし、社会から信頼される関係づくりに努めます。

日常活動において心がけること

  1. 自らの良心に恥ずべき行為は行いません。相手が満足しない場合には、まず自分に問題がないかを考えます。
  2. 目標に日付を入れ、スピーディーに行動します。
  3. ゆとり創造に向けて、自分の時間を管理し、相手の時間への配慮も忘れません。
  4. 改革、革新を求める姿勢を大切にし、新たな課題に挑戦します。
  5. 良いところを学ぶ気風を大切にし、次の世代を担う職員を大事に育てます。

コミュニケーションの重視

  1. 笑顔を忘れず、心のこもった挨拶、応対を行います。
  2. 簡潔、明快で分かりやすい言葉・文章を使用します。
  3. 会社方針を全員で理解し、情報を共有します。
  4. マイナス情報は優先的に報告します。
  5. チームワークを大切にし、会社や部門の目標達成に向けて全員参加で取り組みます。

コンプライアンスの徹底

  1. 関連するすべての法令、ルールを遵守します。
  2. 法令、ルールに違反する行為、非倫理的な行為を見つけたときは、勇気をもって指摘し、協力して、そのような行為を是正します。
  3. 会社の利益を害する取引や個人的な利益を目的とした取引は行いません。
  4. 反社会的勢力・団体には毅然とした姿勢で臨み、不当、不正な要求には応じません。

迷ったときの判断基準

  1. 自分の取るべき行動について迷ったときは、次の基準に照らして判断します。
  • ・法令、ルールに違反していないか。
  • ・非倫理的ではないか。
  • ・十分な情報に基づき、相当の注意を払った上での判断か。
  • ・すべての関係者の立場を十分考慮した上での判断か。
  • ・家族に、友人に、胸を張って説明できるか。
  • ・湘南乃えん株式会社の信頼・ブランドを損なわないか。
  • ・湘南乃えん株式会社の持続的な発展への障害とならないか。

コーポレートガバナンス

GOVERNANCE

当社は、経営理念に沿って、利用者様、株主、介護事業所、職員、地域・社会などのステークホルダーに対する責任を果たしていくことで、企業の社会的責任(CSR)を果たし、企業価値を永続的に高めていきます。

そのために、当社が策定した「コーポレート・ガバナンス方針」に基づいた透明性の高いコーポレート・ガバナンスを構築し、健全な経営に努めています。

当社の統治機構

湘南乃えん株式会社 経営会議(取締役・取締役会)

取締役等から構成される経営会議を設置し、取締役会と重複しながら行っております。 取締役の任期は2年とし、再任される場合もあります。 経営会議・取締役会は、重要な業務執行を決定するとともに、取締役の職務の執行を監督する責務、適切な内部統制システムを構築する責務などを負います。また、各取締役は、取締役会がこれらの責務・機能を十分に全うできるよう努めます。

湘南乃えん株式会社 管理者会議

当社では、介護保険法に基づいた責任領域において、その介護事業システム管理全般に関わる重要事項について協議を行うことを目的として、各事業所管理者から構成される管理者会議を設置しています。

湘南乃えん株式会社介護サービス種別会議

当社では、介護保険法にある指定介護サービス種別の特色や専門的観点から、介護オペレーションマニュアルの立案、変更、法令変更の情報共有等を目的として、各事業所の管理者とその下位役職者である主任から構成される介護サービス種別会議を設置しています。

湘南乃えん株式会社特別委員会

当社では、介護保険法にある指定介護サービス種別の特色や専門的観点から、介護オペレーションマニュアルの立案、変更、法令変更の情報共有等を目的として、各事業所の管理者とその下位役職者である主任から構成される介護サービス種別会議を設置しています。

1.倫理委員会

当社が運営する介護事業所の利用者、家族、そして職員が個人として尊重され、安心してサービスの提供を受け、又、就業できる環境を持続させ、これを実現するために、関連する法令、条例、諸規定、社会的規範を遵守し、ハラスメントや不正の防止に努めるため、その統合的に管理を行う目的として、倫理委員会を設置しています。倫理委員会は、万一かかる事態が発生した場合に、速やかかつ適正な処置をとり、問題解決にために最善の努力を行い、中立公正な立場で具体的なケアを行い、緊急性の高いもの、人権侵害の懸念があるもの、暴力を伴うもの、軽微で本人の誤解によって生じたもの、状況に応じてケアを選別し対応いたします。また、介護事業所、本社、顧問弁護士など各機関と連携協力し、苦情処理・研修を通じて、倫理法令順守の啓蒙に取り組みます。倫理委員会は、必要な事実関係の調査手続きをはじめとして、さらには当事者間の人間関係調整のためのカウンセリング、自主的な解決を図るための斡旋、懲戒などの勧告を行います。

2.人事委員会

介護サービスを提供する職員の質の保全が当介護サービスの大きな幹であり、その適正な業務配置と指導、評価を総合的に管理する目的として人事委員会を設置しています。当委員会では、人事考課制度についての基本的計画に関する企画及び立案、採用・配置・昇任等人事管理についての検討、未経験職員の育成と積極的活用方法の検討、職種・業務に応じた給与制度の検討、昇給・昇格制度の検討等の役割を担っています。

3.開設管理委員会(短期的)

介護サービスの需要の拡大に伴う新規開設戦略における、マーケティング、利用者獲得、地域協力の調整、雇用確保の基本計画に関する企画及び立案、正確かつスピーディーな運営の常態化を実現するための役割を担っています。

社外・社内の監査態勢

社外の監査・検査

当社は、経営会議より、社外の監査・検査が必要な状態と判断された場合に、問題点の指摘や評価、改善提言が得られるよう、監査の目的に対し、理解と管理を誓約され、介護事業経営に実績がある外部法人との契約し、対応を行っています。

社内の内部監査態勢

当社では、内部監査を「経営目標の効果的な達成を図るために、企業におけるすべての業務を対象とした内部管理態勢(法令等遵守態勢・リスク管理態勢を含む)等の適切性・有効性を検証するプロセスであり、内部事務処理等の問題点の発見・指摘にとどまらず、内部管理態勢等の評価および問題点の改善方法の提言等を実施する」と定義して、介護事業部門・労働管理部門・情報管理部門・防災管理部位、会計財務管理部門などすべての部門を対象に内部監査を実施しています。

また、内部監査結果については、問題点の指摘や評価、改善提言を行うとともに、定期的に経営会議等に報告しています。

コンプライアンス態勢

湘南乃えん株式会社では、コンプライアンスに関する各種施策の立案およびそれらの実施状況のモニタリングを行っています。当社のコンプライアンスに関する重要事項は、経営会議・管理者会議等において審議・決定され、一層の徹底が図られています。 また、湘南乃えん株式会社は、グループの役職員が遵守すべき重要な事項をコンプライアンスの観点からまとめた「湘南乃えん株式会社 行動憲章」を策定・公表するとともに、グループ各社の職員がコンプライアンス上の問題について報告・相談できるホットライン(内部通報制度)を社内外に設置しています。

内部管理態勢

湘南乃えん株式会社は、「内部監査に関する基本方針」を定めるとともに、「内部監査規程」に基づいた内部監査を行っています。また、年度ごとの重点取組課題・項目等を設定し、これらを踏まえた内部監査の実施状況や内部管理態勢の状況等について、モニタリングを行っています。

コンプライアンス方針

COMPLIANCE
POLICY

利用者様の信頼をあらゆる事業活動の原点におき、健全かつ公正な経営を旨とすることを経営理念や経営方針に掲げ、コンプライアンスを経営の基本に位置づけています。

コンプライアンス宣言

当社は、利用者様の信頼をあらゆる事業活動の原点におき、介護保険事業を通じて「あんしん」「あんぜん」「かいてき」を提供し、豊かで快適な社会生活と社会福祉の発展に貢献することを経営理念としており、その精神を具体的な行動に移す際に守るべき重要な事項をコンプライアンスの観点から「コンプライアンス行動規範」として定めております。

私たち全役職員はこの行動規範に則り、事業活動のあらゆる局面において、コンプライアンスの徹底を最優先とすることをここに宣言いたします。

湘南乃えん株式会社 代表取締役 小林 由憲

コンプライアンス行動規範

法令等の徹底
法令や社内ルールを遵守するとともに、公正で自由な競争を行い、社会規範にもとることのない誠実かつ公正な企業活動を行います。
社会との関係
地域社会、政治との適正な関係を維持します。
適切かつ透明性の高い経営
業務の適切な運営をはかるとともに、透明性の高い経営に努めます。
人権・環境の尊重
利用者様、役職員をはじめ、あらゆる人の基本的人権を尊重します。また、地球環境に配慮して行動します。

また、「利用者様の信頼に応えることが、コンプライアンスであり、業務そのものである」という認識のもと、コンプライアンス体制の強化を図り、全役員・職員がコンプライアンスの徹底に取り組んでいます。

コンプライアンス推進体制

コンプライアンスの徹底には、日常業務に根ざした取り組みが極めて重要です。そのため、当社では、コンプライアンス・キーパーソンを配置し、各部、各事業所がそれぞれの担当分野において法令等の遵守を徹底していくこととしています。 あわせて、管理者委員会の中で、倫理委員会を設置し、同委員会は、会社全体のコンプライアンスについて、その統轄および推進ならびに取締役会からの諮問に対する調査、審議または立案を行います。さらに、コンプライアンス推進部署として、運営管理部、事務管理部を設置し、各事業所への助言を通じた内部牽制や支援を行っています。

「消費者契約法」「介護保険法」「その他関連法令」への取り組み

当社では、利用者様が介護保険制度や介護サービス契約の内容を正しくご理解の上、ご契約いただけるよう、「消費者契約法」「介護保険法」および「その他関連法令」を遵守しています。

消費者契約法

  1. 消費者契約法の趣旨にもとづき、介護サービス利用契約の内容等を十分ご説明するなど適切なサービス活動を行っています。また、各社介護事業所に対しても、適切なサービス活動を行うよう研修等を実施しています。
  2. 当社グループの介護サービス利用契約書等には、消費者契約法に照らして無効となるような条項(無効条項)はありません。今後も無効条項を規定することがないよう契約書等を作成していきます。

介護保険法

  1. ご契約前に交付する「重要事項説明書」に、信用リスクについての説明を記載しています。
  2. 当社は、指定介護事業所としての人員配置、施設基準、サービス内容、料金表を、行政より指導、受理された内容で、ご利用者様に説明し、契約に至るよう実施しています。

その他関連法令

介護保険サービスとの関連する法令について、以下のような対応を実施しています。

1.「消防法」への対応

避難・防災訓練を行い、又、災害時必要と想定される避難物品、非常食の整備を行い、万が一に備えます。各事業所には、火災報知機、消防通報装置、スプリンクラー設備を設置していきます。

2.「個人情報保護法」への対応

個人情報保護責任者を任命、責任者を中心に、サービス上目的としない情報の使用、漏洩を防ぎます。その知識に必要な研修を実施しています。

3.「労働法」への対応

介護サービスの担い手である介護職員の雇用契約説明上のトラブル防止、変形労働の管理と理解、モンスター職員(労働者)への対応、パワハラ、セクハラの防止等に対し研修や委員会での調整、指導を実施しています。

反社会的勢力等への対応に関する基本方針

当社は、内部統制基本方針に基づき、「反社会的勢力等への対応に関する基本方針」を決定し、本方針に従って反社会的勢力等に対する態勢整備と毅然とした対応に努めています。

基本的な考え方

当社は、経営理念および行動憲章に則り、反社会的勢力等との関係の遮断および不当要求等に対する拒絶を経営理念の実践における基本的事項として位置づけ、適切な対応を行うことに努めます。

対応方針

反社会的勢力等に対し、以下の(1)から(5)に基づき対応します。

1.組織としての対応

反社会的勢力等からの不当要求等に対しては、担当者や担当部署だけに任せず、会社組織全体として対応するとともに、反社会的勢力等からの不当要求等に対応する役職員の安全を確保します。

2.外部専門機関との連携

反社会的勢力等からの不当要求等に備えて、平素より、警察、暴力追放運動センター、弁護士等の外部の専門機関との緊密な連携関係の構築に努め、不当要求等が行われた場合には直ちに連携して対応します。

3.取引を含めた一切の関係遮断

反社会的勢力等とは、業務上の取引関係を含めて、一切の関係をもたないよう努めます。また、反社会的勢力等からの不当要求等は拒絶します。

4.有事における民事と刑事の法的対応

反社会的勢力等からの不当要求等に対しては、民事と刑事の両面から法的対応を行います。

5.裏取引や資金提供の禁止

反社会的勢力等からの不当要求等が、当社の不祥事を理由とする場合であっても、事案を隠蔽するための裏取引は絶対に行いません。また、反社会的勢力等への資金提供は、リベート、利益上乗せ、人の派遣等、いかなる形態であっても絶対に行いません。

態勢整備

反社会的勢力等との関係を遮断するために、以下の態勢を整備します。

  1. 社内体制(報告・相談体制等)の整備
  2. 研修活動の実施
  3. 対応マニュアル等の整備
  4. 警察等外部機関等との連携等

利益相反取引等の管理

当社は、「湘南乃えん株式会社 利益相反取引等の管理に関する方針」に則り、役職員一同がこれを遵守することによって、利用者様の利益が不当に害されることのないように、利益相反取引等の管理に努めています。

リスク管理

RISK
MANAGEMENT

リスク管理の取り組み

介護保険法の改正、介護従事者の確保の困窮、さらには介護地域整備計画の変動など、介護事業所を取り巻く環境は常に変化し、抱えるリスクも複雑・多様化しています。当社では、こうしたリスクを把握・分析し、適切に管理していくことが経営の重要課題のひとつであるとの認識のもと、経営会議を設置し、各種リスクに関する諸問題に取り組んでいます。

リスク管理の取り組み

想定しているリスク

現在、個別に管理すべきリスクとして9のリスクを定め、それぞれにリスク管理方針を定めてリスク管理を行っています。

収益の源泉としてコントロールするリスク(コアリスク)

「利用者さまの満足」を活動の原点におき、ケアプランサービスを提供します。

1.利用者の減少によるリスク

指定を受けた介護事業所の利用者が減り、収益性に悪影響が生じるリスク。競合事業所の情勢またはサービス内容のニーズの違い等により、収益性に悪影響が生じるリスク。

2.職員の雇用確保によるリスク

退職者の増加、その退職の理由となる原因の発生、法改正による有資格者設置基準の変動等により、介護基本報酬の減額もしくは介護加算報酬の減額、取り下げによるリスク。

事業運営に付随して発生するリスク(付随リスク)

「事業運営に付随して発生するリスク」として、次の6つのリスクがあります。

3.資金繰りリスク

当社の財務内容の悪化や大口事故の発生に伴う支払金の増加等により当社に流入する資金の減少や流出する資金の増加が生じ、資金ポジションが悪化して当社がデフォルトするリスク。

4.事務リスク

当社の役職員、外部委託先が「正確な事務を怠る」あるいは「事故・不正等を起こすこと」により、利用者様・お取引先業者等へ悪影響を及ぼす、もしくは、当社が不利益を被るリスク。

5.システムリスク

情報システム・請求システムの不具合または誤作動、不正利用等により、当社が損失を被るリスク。

6.法務リスク

法令等違反リスク、法律紛争リスク、法令判断懈怠リスク。

7.情報漏洩リスク

役員・職員・事業所等の誤りや不正な処理等により、情報漏洩が発生し、利用者様にご迷惑をかける、あるいは当社が損失を被るリスク。

外的な要因により発生するリスク(外的リスク)

「外的な要因により発生するリスク」として、次の2つのリスクがあります。

8.レピュテーショナルリスク

当社にとって否定的な評価・評判が事業所内外、地域、ネット上に流布され、当社が損失を被るリスク。

9.災害等リスク

災害・事故・犯罪に起因して、当社役員・職員または介護事業所等当社業務に密接な関連を有する者の生命・身体が害され、または当社の施設が被害が生じることによって当社が損失を被るリスク。