介護研究発表大会

  • 2019年12月16日

12月12日は湘南乃えん株式会社の1年に一度各事業所で研究、実践してきた支援を発表する「介護研究発表大会」がありました。
今年度は13事業所が日頃の実践と研究の成果を発表しました。

この研究発表はもう11回目を迎えました。

今年度の審査員は東京都、埼玉県、山形県で「認知症指導者」をしている方6名に審査をしていただきました。
審査項目はここでは明らかにはできませんが様々な視点から審査をしていただきました。

その方達が選んだ最優秀賞は「西湘ケアホームえん」発表事例は『一人暮らしを支える~その人らしい生活とは何か~』が見事最優秀賞に選ばれました。
なんと西湘ケアホームえんは2年連続という快挙も達成し、チームとしても熟成してきたように思います。

一人暮らしのご利用者を地域でどこまで支えて行けるのかを知りたい!
一人暮らしのK様が今年の夏の猛暑により体調を崩してから、急に今まで出来ていたことが出来なくなっていき、自信を無くしてしまったK様に自信を取り戻してほしい。
を目標に1年取り組んできました。

小規模多機能型居宅介護として様々なサービスの足し算と掛け算を行い、本人のできること、地域ができること(手伝えること)という引き算も合わさった小規模多機能型居宅介護しかできない素晴らしい取り組みでした。

またその他の12事業所の発表も介護保険法の目的に沿った「尊厳を守り、有する能力に応じ」ということを実践している素晴らしい発表が多くみられました。

今年度の発表は終わりましたがこの事例発表をえん全体のお互いの学びとして明日から現場で活かしていただければと思っております。

来年がすでに楽しみです。

介護事業部 根倉